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”1日かけても足利に通う価値がある” 名店「天婦羅まつむら」

ミシュランと同様の影響力を持つフランス発祥のレストランガイド「ゴ・エ・ミヨ2021」に掲載された足利市の名店があります。
足利女子高校からほど近い場所に店を構える「天婦羅まつむら」です。



昭和45年創業、令和2年9月で50周年を迎えた同店は、二代目の松村文寛さん(50)と妻で女将の由香理さんの二人切り盛りし「しばらく休んでいないですね」と言うくらい、市内はもちろん遠方から「まつむら」の味を求めて通う多くの食通を唸らせています。


予約段階からの厳正な審査を通過した店舗だけがこの冊子に掲載されますが、県内では4店舗、群馬や茨城を入れても9店舗という実に狭き門で、「いつ審査されたのか、まったくわからない」のだそう。



食材や料理はもちろん、器や店内のしつらえからも松村さんの技とこだわりが感じられ、席に座ったその瞬間から心地よい緊張感とともに至福の時間が過ぎてゆきます。


「足利の料理人として地元の市場を活気づけたい」との思いや仲買人との信頼関係もあり、足利の市場からなるべく仕入れることにこだわりを持っているそうです。



「この年齢になり地元足利の良さをより意識するようになりました。足利ゆかりの料理人も多いので、若い世代にも期待しています。」と語ってくれました。


「1日かけても足利に通う価値がある」とは「ゴ・エ・ミヨ」での講評。そのように思ってもらえることは、足利人としてとても嬉しく誇りに思います。