お知らせ
足利産トルコギキョウを子ども達に!
足利市花卉園芸組合が、今週始まったばかりの市内の小学校22校に足利産のトルコギキョウをプレセントしてくれました。
組合の皆さんから「本来、桜や春の花々が咲く頃に新学期を迎えるはずだった子ども達に、足利産トルコギキョウを少しでも楽しんでほしい」との気持ちがこもった花束です。
トルコギキョウの開花時期は5月から8月ですが、県内一の生産を誇る足利市では、苗の定着時期やハウス内の温度管理の工夫により、ほぼ年間を通じて出荷ができます。若手の農業者を中心に、積極的に勉強会を開催するなどし、様々な展覧会で入賞するなど高い評価を得ています。
しかし今回、新型コロナウイルス感染症の影響で、切り花の市場価格や出荷も大打撃を受けました。そのような中で、市内の様々な団体が切り花を購入する応援活動をしたことがきっかけで、今回、その感謝の気持ちを示すために子ども達への花の寄付をしてくださいました。
白やピンク、淡い緑色など豊富な花色と花の形の多様さと花持ちの良さから、冠婚葬祭だけでなく日常の花としても人気が高まっているトルコギキョウ。今後、足利市花卉園芸組合では、一般の方向けの予約販売も計画しているそうです。